椅子に座ってご飯を食べる。
できる限りトイレに行く。
自分の洋服に着替えて過ごす。
お風呂にゆっくり入る。
お部屋で一人考え事をする。
富士山を見て「きれいだね」と言って笑顔を交わす。
オリンピックで活躍する日本選手を一緒に応援する。
今朝の大谷選手の活躍を興奮しながら語る。
なつかしの美空ひばり特集を観て「ひばりちゃんはいいね~」と言いながら歌う。
昨日はよく眠れた?
今日は体調いかが?
あなたのことを、気にかけて、聞かせてほしいと思っている人がいる。
「あたりまえ」の日常が「あたりまえ」に過ぎていくのには
たくさんの人の力とまなざしが不可欠です。
施設介護という枠の中ではありますが
そんな「あたりまえ」の日常が穏やかに過ごせるように
ケアする・されるという枠を超えて寄り添っていきたいと思います。
一緒に笑って、悩んで、泣いて
嬉しいことも、悲しいことも
共に、ここで生きる。
ご家族と一緒に、ご本人を支えていきます。